AIDS/LifeCycleという自転車イベントがある。サンフランシスコ・エイズ財団と、ロサンジェルスLGBTQセンターが共催して20数年になるイベントだ。何千人ものライダーが集まり、サンフランシスコからロサンジェルスまで約860kmを自転車で一週間掛けて走破する。友人Tylerが何年か前にこのイベントに参加して、その時の様子をブログに残している。これに惹き込まれたのが、僕にとってのAIDS/LifeCycleとの出会いだった。860km!途方もない旅だ。完遂の暁にはどれほどの達成感を得られるだろうか、と思った。しかし、自分には手の届かない挑戦のように思えた。2021年の事である。ロードバイクを買って半年くらいだっただろうか。
テクノロジー企業の墓場
(はてなブックマークやTwitterでの対話で詳しい人が色々教えてくれたのでそれに伴って改稿)
4月のサイクリングまとめ
前回のまとめをした1月から季節が一つ巡った。相変わらず僕はせっせと自転車に乗っている。理由はいまだによく分かっていない。
1月のサイクリングまとめ
運動は得意でないと感じていた中学生の頃、傘を差して下校しようとしていたら、体育会系の高校生の先輩が、ちょっとそこまで買い物に行くから一緒に傘に入れろと言いながらするっと入ってきた。怖い人だったらどうしようと思い、大人しく言われるがままにした。部活は何だ、パソコン同好会です、運動しないのか、運動神経無いんで、みたいな話をしたら、運動神経なんてものはない、やれば誰でも出来るぞ、やるかやらないかの違いだけだと言われたのが強く印象に残った。なるほど、やらないで出来ないと決めてしまうほど馬鹿なことはないし、努力を積み重ねてようやく出来るようになった事を運動神経のおかげにしては努力している人に失礼だ。
未知の世界に飛び込め
内田樹が高校でした講演についての話を目にした。
2021年の総括:プラモデル
疫病下で開発した新しい趣味の1つがプラモデルづくりだ。2021年にはのべ14のプロジェクトを完成させた。Flickrに写真をあげた。Redditにも大体のものを投稿してちょっと褒めてもらい、次回作への意欲につなげている。
2021年の総括:Launchable
平日は、自転車に乗る以外は起きている時間のほとんどを仕事に費やしている気がする。早起きだし、在宅勤務だし、同僚の多くは僕より8時間程遅れたタイムゾーンに住んでいてミーティングは夕方から夜になりがちなので、長時間労働は避けることができない。
2021年の総括:自転車
自転車に乗り始めたのは2020年の5月の事だった。2020年は大体一週間に50kmというペースで、それだって結構な距離だと思う人が大半ではないかと思うのだが、2021年には更にハマった。4月にロードバイクを買い、6月に怪我して6週間休み、8月にはクリップレスペダルという足を自転車に固定するタイプのペダルに交換した。この辺から普通の人と自転車好きとを隔てる境界線を越えたように思う。夏には毎日一時間+週末のロングライドで一週間に240kmというペースになった。San FranciscoやSanta Cruzなど近隣の街へも遠征した。以前は車で行く距離だと思っていたところが段々自転車で行けるようになっていくのがとても楽しかった。
2021年の総括: 水彩画
今年の夏から水彩画に挑戦している。自転車から落車して足首を怪我し、6週間ほど自転車に乗れない日々が続いたことがきっかけだった。足を使わずに家の外に出る動機が必要だった。水彩でする写生はちょうどよかった。
オープンソースのガバナンス
OSSも人間の活動だからプロジェクト毎に個性がある。なのでOSSのお作法、みたいなものに捉われないで、それぞれのプロジェクトとどの様に関わればうまくいくのかを、個別に向き合っていく必要がある。世知辛いかも知れませんが、僕達の苦手な人付き合いと同じなんですよね。— songmu (@songmu) November 16, 2021
Launchable技術部一周年+仲間募集
Launchableが日本にエンジニアリングチームを立ち上げて一年経ちました。今回、再びチームを拡充するので、次のような人を求めています。ぜひ応募して下さい。
みずほ銀行システム障害に学ぶ
みずほ銀行システム障害の調査報告書が公開されたのがニュースになって、Twitterなどで色々な人がコメントをしているのを見た。140文字しか書けない空間で他人の失敗談の揚げ足取りをするのは簡単だが、そこからは一時の爽快感以外に何も得るものがないので、僕はそういうのはカッコ悪いと思っている。